名曲とはどれだけ人を希望と絶望を味わせたか決まる。-Led Zeppelin – In The Evening
今回は言わずと知れたレッド・ツェッペリン
レッド・ツェッペリンというと、普通は「天国の階段」とか「ロックンロール」「アキレス最後の戦い」とか……。やばい名曲がありすぎて書ききれない(笑)。
なんだけど、今回俺ががセレクトしたのは、この「In The Evening」
なぜかというと、俺がツェッペリンを聴き恥じてたとき、ツェッペリンは活動を休止していたんだよ。ボーカルのロバート・プラントの息子が病気で亡くなったとかで。
その間にアルバムは全部聴いた。
そして高校1年生のときに復活してアルバム「イン・スルー・ジ・アウト・ドア
(In Through the Out Door)」を発表した。
もちろん予約したよ。
このアルバムは6種類のジャケットがあって、中のレコードが入っているところは水に濡らすと色が出てくるんだよ(笑)
で、このアルバムはめちゃくちゃ酷評された。
なぜなら、ジミー・ペイジの楽曲がメインでな無くて、ジョン・ポール・ジョーンズの楽曲がメインだったからだ。だからキーボードが今まで以上にフューチャーされている。
BOWWOWの山本恭司なんてボロクソ言ってた。
俺はその記事を読んで「BOWWOWごときで何ほざいてんだよ」って思った。
だってさあそうじゃん。世界で活躍するバンドに、たかが日本のバンドのギタリストが何言ってんだよって感じ。バカじゃないのか?
言っておくけど俺は山本恭司を評価している。
だから悲しかったんだよ。その辺の大したことのない奴らと一緒の事を言ってんのが。世界狙ってんだったら違う見方あるだろって。
話がそれた。
俺にとってはこのアルバムこそがリアルなレッド・ツェッペリンなんだよね。
だから聴きまくったよ。
その上での「In The Evening」を紹介するのだ。
まずイントロ。ジミー・ペイジはギターをバイオリンの弓で弾くことがあるのだが、まさにそれ。
だから幻想的なイントロなのだ。
そして、なんとアーム奏法が出て来る。
これ若い人わかんないかもしれないけど、ジミー・ペイジ=レス・ポールというイメージがあるんだ。
普通レス・ポールにはアームが付いていない。
なのに、アーム奏法だよ。
そうなのだ、この曲はFenderのストラトキャスターを使っているのだ。
こういう進化というか変化は大好きだ。裏切りとも思える選択だよ。
よく「裏切られた」とかアーチストに言ってるバカいるじゃん。
まじ頭おかしいよな。
だってアーチストの行動がまさかの私のためとか勘違いしてんじゃねえのか?
痛すぎる。
もっと自分を見つめて、自己理解しろって。
話が大横にそれた(爆)
で、
前に言ったと思うけど、ギタリストとしてはリッチー・ブラックモアの方が好きだった。
だってジミー・ペイジってミスタッチ多いから。
だけど、コンポーザーとしてのジミー・ペイジは天才だ。
自身の作曲だろうが、パクリだろうが、ものすごい完成度で曲を作り上げる。
あの「天国の階段」だって元曲がある。
本国イギリスの裁判では、盗作ではないと判決された。
そのニュースを崇めている輩を見て、俺は「馬鹿すぎる」と感じた。
だって原曲聞いたら、「やっちゃったな」ってわかるレベルだから。
だからこんなことを言うのは、それはこの世の中のことを知らなさすぎるバカだということだ。
この世の中は、良く言えば「繰り返されている」
「歴史は繰り返す」という言葉は聞いたことあるだろう。
この繰り返すを穿った味方をすると「盗作」や「パクリ」になるわけ。
だから「パクリ」とか「盗作」とかにこだわるのは、本当にくだらない。
確かに俺も昔はこれって「パクリ」じゃねえかって思ったことがあった。
しかし、世の中のことを調べていったら「パクリって当たり前」なことがわかった。
それは音楽だけじゃない。
日常生活に溢れるすべてだ!
だから俺はそれよりも、どれだけ「幸せな人を作ったのか」という指標を立てている。
パクリだろうがなんだろうが、それが「人々を幸せに導いている」ことを重視しているわけだ。
だってそれくらい「世の中は作られている」からだ。
名曲とはどれだけ人を希望と絶望を味わせたか決まる。
これを読んで「そんなことはない」って思ったやつ。
頑張れ!そしてメディアを含めた世の中ってやつを見直してみろ。
お前の人生が変わるから。
っていうわけで、
Led Zeppelin – In The Evening
レッド・ツェッペリン Led Zeppelin
・ジミー・ペイジ Jimmy Page(ギター、テルミン、ダルシマー)
・ロバート・プラント Robert Plant (ボーカル、ハーモニカ)
・ジョン・ポール・ジョーンズ John Paul Jones (ベース、キーボード、バンジョー、マンドリン)
・ジョン・ボーナム John Bonham (ドラム)
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