エドワード・ヴァン・ヘイレン追悼：Van Halen

エディが亡くなった。65歳。

中学時代に聴いた「Runnin’ with the Devil」に始まり「Eruption」から「You Really Got Me」に続く展開の衝撃の破壊力はいまだに覚えてる。

休むまもなく「Ain’t Talkin’ ‘bout Love」だもの。すごいデビューアルバムだったね。

当時は早引きと言えば”リッチー・ブラックモア”か”ジミー・ペイジ”だったから、はじめて「Eruption」を聴いたときは、「なんじゃこりゃ！？」って思ったもんだ。

あの頃のハードロック好きなギターキッズはみんな「Eruption」のライトハンド奏法をコピーしたものだ。

速さにも驚いたけど、この曲の独特な雰囲気は背筋がゾッくってしたもんだよ。

Eruptionとは噴火と爆破とかって意味だったと思うけど、まさにそれ！って感じで。

この雰囲気はライトハンド奏法ならではのバイブレーションだよな。

この後、たくさんの速弾きギタリストが登場したけど、なんか、ロックというよりスポーツ競技！？って勘違いしてるおばかさんが多くてね。もちろんイングヴェイやヌーノとか最高のバイブレーションを持ったギタリストもいるけどね。

速いかどかじゃなくて、その曲をイメージするバイブレーションを届けるのに速弾きが必要なのかってことが大事。

俺がジミー・ペイジが好きなのはそこだから。彼はミスタッチは多いけど、楽曲がイメージするギターを奏でているよな。

エディも曲のイメージに合ったバイブレーションを奏でてくれるギタリストだっから、今回の悲報は誠に残念だ。

天国のエディの冥福を祈るとともにバーボンでも飲みながら彼のギターを堪能するかな。

Van Halen – 1983 US Festival Full Concert
1:04 Romeo Delight
5:00 Unchained
9:27 Drum Solo
12:51 The Full Bug
16:50 Runnin’ With the Devil
24:25 Jamie’s Cryin’
28:04 So This Is Love?
33:25 Little Guitars
38:01 Bass Solo
42:20 Dancing in the Street
45:14 Somebody Get Me a Doctor
54:06 Dance the Night Away
58:48 Cathedral
1:00:47 Secrets
1:04:16 Everybody Wants Some!!
1:21:23 Ice Cream Man
1:26:38 Intruder
1:28:55 Oh, Pretty Woman
1:31:51 Eruption / Guitar Solo
1:44:06 Ain’t Talkin’ ‘Bout Love
1:51:38 Bottoms Up!
1:57:55 You Really Got Me
2:00:37 Happy Trails
2:02:14 You Really Got Me