ゴシック・ロックの魁「バウハウス」の闇夜に灯る魂の芸術-Bauhaus – Bela Lugosi’s Dead

ゴシック・ロックの魁「バウハウス」の闇夜に灯る魂の芸術-Bauhaus – Bela Lugosi’s Dead

今回はバウハウスの「ベラ・ルゴシの死」を紹介する。

この曲ははっきりいって暗い。ものすごーく暗い。
聴いていて死にたくなるほど暗い。ちょっと大げさ笑

だけどめちゃくちゃかっこいい!

ロック史に残る名曲だ。

まずバンド名がセンス抜群だね。

バウハウス」というのは元々ドイツの芸術学校のこと。
ナチスに閉校されてしまったのだが、現代芸術(特に建築)に多大なる影響を与え続けている学校なのだ。

昔は宮殿みたいな装飾を重視していた建築が、機能を追求して現代のような四角いビルディングになったのはバウハウスの功績だと聞いたことがある。

話を戻してバンドの「バウハウス」なんだけども、まずボーカルのピーター・マーフィーの存在感が半端ない。
彼のライブパフォーマンスは素晴らしいので機会があったらライブ映像をじっくり見ることをオススメする。

そしてこの「Bela Lugosi’s Dead
和訳すると「ベラ・ルゴシの死

ベラ・ルゴシっていうのは、映画俳優の名前。

あの吸血鬼ドラキュラが初めて映画化されたときのドラキュラ役をやった俳優。
その「魔人ドラキュラ」は大ヒットして、その後にホラー映画ブームを巻き起こしたんだ。

まずこのライブバージョンを見てくれ!
Bauhaus – Bela Lugosi’s Dead (live)

ヤバイでしょ!
このピーター・マーフィーのパフォーマンスの凄さ。
最後のOh!Bela!って叫ぶところなんか何回聴いても鳥肌が立つ。
カッコよすぎる!

しかもほかのメンバーの存在感も半端ない。
因みにバウハウス解散後、ピーター・マーフィーを除く3人は「ラブ・アンド・ロケット」というバンドを創ったのだか、全米3位の大ヒットを飛ばしている。
商業的にはバウハウスよりも成功してしまった。

そのくらいのすごい実力にあるバンドが「バウハウス」ってわけ。

個人的にベーシストのデビッドJが大好き。彼のソロアルバムは全部持っている。
そのうち紹介する。

で、最後にオリジナルのスタジオテイクも紹介する。
さっきのライブも鳥肌が立つくらい凄いんだけど、このスタジオテイクは背筋がゾックとする。

しかもジャケットのセンスが抜群!
Bauhaus – Bela Lugosi’s Dead (Original)

バウハウス(Bauhaus)
ピーター・マーフィー (Peter Murphy) ヴォーカル
ダニエル・アッシュ (Daniel Ash) ギター
デイビッド・J (David J. Haskins) ベース
ケビン・ハスキンス (Kevin Haskins) ドラム

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このライブ盤が秀逸!もちろんBela Lugosi’s Deadも収録。